内向型の自習方法

皆さんは学生時代、試験勉強などのため自習をするとき、どこで自習していましたか?
(現在学生の方は、どこで自習していますか?)

私が学生時代によく聞いたのは、

 「自宅では勉強に集中できないから、予備校や図書館の自習室で勉強していた。」

というエピソードです。

しかし私は、予備校や図書館の自習室では逆に集中力が持たず、全然勉強に身が入りませんでした。自宅(自分の勉強机)でないと勉強が長続きしなかったのです。

今まで、単に多くの人とは違うんだなという認識しかなかったのですが、社会人になってから10年以上内向型に関する本やサイトを見ていると、自習室で勉強に集中できないのは自分が内向型だからではないかと思うようになってきました。

自分と同じように自習室では勉強できず勉強は自宅、という内向型の話を聞いたことはありません。

でも、自習室はそこで勉強している人がたくさんいます。内向型の特徴の一つは、人がたくさんいる場所だとエネルギーを無駄に消費してしまうことですから、自習室でエネルギーを放出するので集中力がなくなるのだと考えられます。

内向型の人が自習をするなら、自習室や図書館ではなく、自宅又は個室の自習室でするのが良い方法なのかもしれません。

内向型人間は決して社会不適合者ではありません!

このブログやグループのタイトルに「社会不適合者」という言葉を使っているので、「内向的真面目人間は社会不適合者である」という誤解を与えてしまっているかもしれません。

しかし、私は内向的真面目人間が社会不適合者であるとは決して思っていません。

タイトルなどで使っている「社会不適合者」というフレーズは“自分を「社会不適合者」だと思ってしまっている”という意味で使用しており、一応「」でくくることで実際は違うことを示したつもりです。

内容をお読みいただければご理解いただけると思っていたのですが、確かにパッと見ただけではわかりませんから、「内向型=社会不適合」という誤解を与えてしまうのも無理ありません。

「社会不適合者」という言葉は、私が適応障害の症状でどん底になっていたときに検索でよく使用していたキーワードです。

内向型人間のグループを作ろうと思ってブログを立ち上げる際に、このワードを入れれば自分と同じタイプの人に見つけてもらいやすいのではないかと思ってタイトルに使用しました。

実際、「社会不適合者」で検索すると1ページ目にヒットする(ちなみに、同じくタイトルに使用している「内向的」で検索すると4ページ目にようやく現れます。)ため、「社会不適合者」と検索して訪れる方が圧倒的に多いです。

ということなので、内向的真面目人間は自らを「社会不適合者」と思ってしまいがちですが、実際は社会不適合者ではありません!ということを改めてここで主張いたします。



まずは「これには耐えられない」状況を逃れてから

押しつけ・強引な業界人からのプレッシャーで適応障害になり、この仕事は続けられないと判断して退職してから2年が経ちました。

そしてイキイキと自分らしく生きることを目指して、転職活動をしながら、ウェブでもリアルでも様々な活動に首を突っ込んできたつもりです。

しかし、自分には「これには耐えられない」というものが多く、「耐えられない」状況から抜け出そうとする焦りから、自分らしさを追求した動きに集中することができないのが今の状況です。

「これには耐えられない」の2トップが、「自分の都合・価値観を押し付ける高圧的な人」と「たばこの煙」で、前者はまだしも後者は体質によるもの(過度の咳き込み、呼吸に支障)でかつ後天的なものであり、健康に支障が出るものを「克服する」ということは考えられません。

いきいきと自分らしい人生を送るため、まずは「これには耐えられない」状況から抜け出し、精神的に余裕を持てることが必要だと感じているところです。

とはいえ、ずっと立ちっぱなしといった未体験の仕事が果たして自分にできるのか、慎重・心配性の性格の悪い部分が出てきてしまいます・・・。


自分が「社会不適合者」だと落ち込む人へ

仕事・職場や学校での生活が何もかもうまくいかないなどの理由で、「自分は『社会不適合者』なのではないか。」と八方ふさがりでひどく落ち込んでいる。

そんな方にまず読んでいただきたいのが、「非属の才能」 (山田玲司著・光文社新書)です。



これを読んで解決策が見えてくるとまでは言いませんが、「社会不適合者」でもいいじゃないか、むしろ「社会不適合者」の方がいいと前向きにさせてくれる本です。